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ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

心を動かす

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

心を動かす

 

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上達法を始めるにあたり、まずノートのことから筆を起こした。

よい習慣が、成長を促すことは明白だから、当然の初手に思える。

 

ところが、実はこれは次善手であった。

本当は、本日のテーマ「心を動かす」から始めるのが正着である。

 

まずは、この本を読み始めてみてほしい。

千住真理子『ヴァイオリニスト20の哲学』(2014、ヤマハミュージックメディア)

 

ヴァイオリニスト 20の哲学

ヴァイオリニスト 20の哲学

 

 

 

最初の章は「月を指す指」と題されている。

月がきれいだと言って月を指さしていたはずなのに、指に意識が行ってしまう。

 

音楽という感動を伝えることが音楽家の究極の目的であるはず。

にもかかわらず。

いつしかそれを表現する手段であるテクニックにとらわれてしまう。

 

これは龍樹菩薩『大智度論』に出てくる有名な「指月の喩」である。

だが、仏教以外にも広く応用できる教えであろう。

 

次に、この本もおすすめである。

依田依基『プロ棋士の思考術』(2008、PHP新書)

 

 

依田さんは、ご存知のとおり、プロ棋士と言っても、囲碁棋士である。

とはいえ、そもそも棋道とは、囲碁・将棋相通ずるものだから、参考になる。

 

特に「8つのK」などは、いたく感銘を受けた。

ノートを新調するたびに、見返しに「8つのK」を揮毫するほどだ。

 

1つ目のKが「感動」で、2つ目が「繰り返し」である。

すでにこの時点で、私には稲妻が落ちてきた。

 

依田さんはいわゆる学校の秀才ではないからこそ、本質を衝いている。

この世の中、感動なしの惰性で反復する者のなんと多いことか!

 

失礼かもしれぬが、若い千住さんの演奏は、さほど私の琴線に触れなかった。

だが最近、千住さんの「別れの曲」を聴き、心臓を鷲摑みされ、魅了された。

 

本来、ショパンの「別れの曲」は、ピアノ曲だ。

しかし、そんな楽器の別などは通り越し、感動を直に届けてくれる名演だ。

 

別れの曲

別れの曲

 

 

残念ながら、囲碁の方面は、詳しく分からない。

が、依田九段の碁も、きっとものすごいものに違いないと確信している。

 

【本日のまとめ】

何ごとも、心を動かすところから出発しよう。