ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

棋譜並べ(3)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

棋譜並べ(3)

 

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棋譜並べなんて、大嫌い。

まして30回通しなんて、不合理きわまりない。

 

こういう反論が日本全国から聞こえてきそうである。

しかし、はたして本当にそうか。

 

まず棋譜並べが嫌いという方へ。

「嫌いなことはしなければいい」というのが一般的な回答かと思う。

実際、そういうレッスンプロも多い。

 

なるほど、初心者や級位者のままで満足ならば、それもいい。

伸び盛りの子供であれば、実戦だけでもかなり伸びるのも事実。

 

だが、相当の年齢に達していて、将棋倶楽部24の初段以上を目指す。

しかも、伸び悩んでいるのであれば、棋譜並べ30回通しは必要不可欠だ。

 

そもそも「嫌い」「苦手」「無理」と言うところに弱点が潜んでいる。

「嫌い」「苦手」「無理」の向こう側へ突き抜ける必要があると思う。

 

棋譜並べ30回通しの効用は、4つある。

①脳内将棋盤づくり

②根気づくり

③符号アレルギーの克服

④総合力

 

目指す能力の第一は、クリアな「脳内将棋盤」づくりである。

盤駒がなくとも、強い人は脳内で駒を動かすことができる。

 

▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩

▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金

▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩

▲同歩△同飛▲3四飛△3三角

▲3六飛△2二銀▲3八金△8五飛

▲8七歩△4一玉▲5八玉△6二銀

▲2六飛△5一金▲4八銀△5四歩

▲3六歩△5五歩▲6八銀△7四歩

……▲5五金△5三玉▲7一角まで

 

この横歩取りは、郷田真隆羽生善治戦の棋譜棋聖戦第五局・2001)。

私シュうぇッチマンはこれを暗譜で2分、脳内なら1分で並べてしまう。

 

いや、正直に白状しよう。

脳内なら、フラッシュ(走馬灯)みたいに数秒で全部が理解できる。

 

これだけでも初心者や級位者は、恐れおののくことだろう。

「信じられない」と、嘘つき呼ばわりする者もいるかもしれない。

しかし、これは純粋に努力のみで到達できる境地である。 

 

プロ棋士の目隠し将棋を見たことのある人も多いだろう。

あれこそ、感動の対象である。

 

クリアな脳内将棋盤を手に入れれば、棋力の飛躍的なアップができる。

 私たちの将棋上達法の最大の目標は、脳内将棋盤づくりにある。

 

もちろん、他にも、棋譜並べ30回通しには効用はたくさんある。

 

先述した囲碁の依田九段による「8つのK」の7番目は「根気」であった。

2番目のK「繰り返し」により、7番目のK「根気」を培う効用も大きい。

 

脳内将棋盤が不十分なうちは、言語による理解力も重要。

符号アレルギーの克服は、言語による理解を目指すための絶対条件である。

 

私シュうぇッチマンも、かつては棋譜並べから逃げていた。

だから、嫌いな人の気持ちにも共感できる。

 

棋譜並べは最も困難な勉強法だと木村一基プロもいう。

だが、最も困難だからと怯むようでは覚醒は望めない。

 

今は強くなれる実感があるので、棋譜並べが楽しくて仕方がない。

多くの人々に、この勉強法の良さを言いふらしたくてしようがない。

 

序盤・中盤・終盤に隙がないこと。

総合力を養うためにも、棋譜並べは最強の学習法であると確信している。

 

そもそも他の練習法は、実戦を除いて、部分的な筋トレだ。

部分的な筋トレは、結局のところ、身体を壊してしまう。

 

総合的でバランスのよいトレーニング。

得意不得意や先入観を解体し、頭を柔らかくするトレーニング。

それが、棋譜並べ、なのである。

 

【本日のまとめ】

・「嫌い」「苦手」「無理」と言うなら、そこ弱点。それをやれ。

・脳内将棋盤をつくるために、棋譜並べ30回は必要不可欠である。

・総合力を鍛えるトレーニングは、棋譜並べしかない。