ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

棋譜並べ(7)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

棋譜並べ(7)

 

イチロー3000本安打とか、オリンピックの体操だとか。

白井さんの技は「シライ」なのかー 藤井システムみたいだぞ。

内村さんのオールラウンダーぶりは、羽生さんみたい。

それにしても、あの方々は、いったいどのようなトレーニングを行っているのか。

 

将棋もいつの日か、オリンピックの正式種目になってくれないだろうか。

 

 

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棋譜並べのヴァリエーションは「高速」「定速」以外に「スキップ」もある。

1図→2図→3図→4図……→投了図

 

一手一手並べるのではなく、盤面を一気に先へ飛ばす。

通常の棋譜並べがリニアなものであるとすれば、破線的な並べ方である。

 

喩えていえば、階段の三段飛ばしの要領。

流れを重視するのは、今までと同じで、小気味良く盤面が脳内で切り替わるのが重要。

 

局面記憶の能力を養う。

イメージ力というか、構想力も鍛えられる。

そして、ものすごいハイスピードで脳内を回転させるトレーニングでもある。

 

初形から一挙に投了図に飛ばす「スキップ」。

棋譜並べの回数を重ねた後にこれをやると、一挙に棋力がドカンと伸びる。

 

階段を一段一段コツコツと登ってきたから、可能になる百段飛ばしの愉悦。

 

工夫次第で、棋譜並べにもさまざまな展開があり得ることがわかっただろう。

というより、量をこなしていけば、さまざまな工夫も自然と思いつく。 

 

 

これまでは「どう並べるか」について考察してきた。

ここからは「何を並べるか」についても論及してみたい。

 

・好きな棋士棋譜

・得意戦法の棋譜

・タイトル戦の棋譜

 

推測するに、この3種類が多いのではないだろうか。

私シュうぇッチマンも、かつてそうだったから、想像はつく。

 

ときに、この内容が本当に理想的な選択なのだろうかと問うてみよう。

 

最近、私シュうぇッチマンは、棋譜の選択に凝り、拘るようになってきた。

とは言っても、偏屈になるという意味では決してない。

 

その逆だ。

自らの「好き嫌い」は、括弧でくくることにしたのである。

 

「好き」は良い感情であるから、当然のことながら良い効果を生む。

好きな棋士や好きな戦法は、確実に上達へ導くし、動機も高めてくれるに違いない。

「好きこそものの上手なれ」だ。

 

だが、ここに落とし穴がある。「嫌いなものは、どうするの?」

 

得意戦法や実際に指す戦法は研究するけれども、そうでないものは無視する。

こういうアマチュア棋士は、非常に多い。

 

しかし、このような態度が将棋倶楽部24の「初段」到達を妨害しているのかもしれない。

実戦で同じ局面に出会いたいというのは、虫のよい願望、級レベルではまず叶わないだろう。

この願望は単に未知の局面を恐れる、不安の裏返しである。

 

何度でも繰り返すが、「嫌い」「苦手」「無理」、ここにあなたの弱点が潜む。

(たぶん現代の若者がダメだと言われるのは、すぐにこれらを口にしてしまうから。

 もし若いお母さんがこれを見ているのだとしたら、将棋は非常におすすめである。)

 

居飛車党なら振り飛車を、振り飛車党なら居飛車を並べよう。

・定跡党なら力戦系を、力戦派なら定跡系を並べよう。

・受け将棋なら短手数のものを、攻め将棋なら長手数のものを並べよう。

 

大山康晴十五世名人の棋譜を並べれば、受けに強くなるし、振り飛車の技術も身につく。

しかし、内藤國雄九段の相がかりの棋譜も並べることでバランスを保つ。

 

最新の棋譜ばかり並べるのも、どうかと思う。

たとえば、棋聖戦永瀬拓矢羽生善治戦の第四局は、懐かしい中原流急戦だった。

NHK杯戦の阿久津主税羽生善治戦は、有吉道夫流だった。温故知新!

 

私シュうぇッチマンの得意戦法は、大昔の誰も知らない棋譜から採譜したものだ。

企業秘密だが、まだゴキゲン中飛車が無かった時代の戦法を密かに復活させたのである。

 

これにより、アマチュア竜王戦で完封勝ちを収めた。

かつて名人をやっつけた戦法を、選択肢が増えた今日に持ってくる。

してやったり!

 

何度でも繰り返すが、棋譜並べは、機械的な丸暗記のために行うものでは決してない。

未知の局面に強くなるため、新しい戦法を考えるために行うものだ。

オールラウンダーになるためと言ってもよいだろう。

 

ともあれ、単なる定跡研究とは一線を画す。

以上が、私シュうぇッチマンの基本的な「棋譜並べ観」である。

 

【本日のまとめ】

・初形→1図→2図のようなスキップ並べをしよう。

棋譜は、好き嫌いなく、並べよう。