ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

詰め将棋(6)

ビリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

詰め将棋(6)

 

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「毎日、詰将棋を解く」は本当か。

 

女流のタイトルを独占・寡占する里見香奈さん。

のみならず、プロの養成機関・奨励会三段リーグにも入っている。

 

女性で最初のプロ四段も視界に入る「出雲のイナズマ」。

少女時代、高橋和女流プロに「毎日、詰将棋を解く」ことを教わった。

 

和さんの一日消防署長のコスチュームがよかったのか。

はたまた、本人の性格によるものだったのか。

ともあれ、終盤に強い里見さんが育ったわけである。

 

 

女流棋士 (講談社文庫)

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詰将棋を毎日解くと、強くなる」という神話は、おそらく正しい。

だから、読者にも「毎日詰将棋」は、おすすめしたいと思う。

 

私シュうぇッチマンには、かつて将棋の師匠がいた。

晩年、入院しているときでも、いつも駒を触っていたという。

どんなときでも将棋に触れるという日常が染みついていたのだ。

 

しかし、ここから、筆勢は一気にトーンダウンする。

私シュうぇッチマンは、自身ができないことを他人に強要しない主義だ。

 

そう、私シュうぇッチマンは、毎日詰将棋なんて解いていない!

「そんなこと、できるわけないじゃないか!」と肚の中で思う。

 

世の中には、いろいろな人がいる。

一方では、無限の時間を持て余している暇人がいる。

もう一方では、1日24時間では短すぎるほど多忙な人もいる。

 

前者は、学生さんや老人に多い。

後者は、ビジネスパーソンに多いだろう。

かくいう私シュうぇッチマンも、「極忙」の代名詞と言ってよい人種である。

 

たとえば、将棋の大会に出ても、午後には仕事に戻るというような状況だ。

平日に将棋など、とんでもないことだし、休日も毎週はない。

 

そんな人々に対し、「毎日詰将棋を」などとは、口が裂けても言えない。 

 

24時間戦えますか―ビジネスマンの自己実現術

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アマチュアの大会で優勝する人は、決まって時間を確保している。

言い方は悪いが、仕事よりも将棋を優先するところのある人たちだ。

職場での評判は、おそらくそれほど高くない人たちである。

少なくとも、我が師匠はそんなタイプだったし、知り合いの強豪もそうだ。

 

ワークライフバランス、否、アンバランスを心がけないと将棋は強くならない。

私シュうぇッチマンは、長年、そう諦めていたし、そう自らを慰めてきた。

 

将棋が強くなるには、9時ー5時の公務員がベストである。

( 断っておくが、今の時代、すべての公務員がそうだというわけではない。

むしろ、9時ー5時は、公務員でも希少種であると信じたい。 )

 

もちろん、忙しい人は、時間の使い方が抜群にうまい。

羽生善治さんなどは、そういう代表例だから、プロでない私たちも尊敬する。

 

隙間時間を活用すれば、詰将棋1題くらい、訳は無い。

物理的にはそうだろうが、精神的には、そうもいかない。

 

アマからプロになった瀬川晶司さんや今泉健司さん。

失礼ながら、おそらく仕事そっちのけで将棋に打ち込んでいたはずだ。

 

しかし、彼らは仕事の大変さも、よく理解されているだろうと推察する。

そういうプロが現れたことは、本当に慶賀すべきことだと歓迎する。

 

 

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さあ、そろそろ、ごちゃごちゃ言うのは、やめよう。

そして、きれいごとを言うのも、やめよう。

 

多忙なアマチュアは、「毎日詰将棋」神話を捨てよ、と主張したい。

「毎日詰将棋」が強迫観念になって、将棋が楽しくなくなると、つらいから。

 

仕事に集中すべきときは集中して、暇ができたら将棋に集中する。

これがベストではないが、ベターだと私は思う。

 

それでも十分、「初段」くらいにはなれる。

 

私たちは将棋のプロではなく、別のプロなのだから。

仕事に集中することが、将棋への集中にもつながる。

 

ただし、「忙しい」が口癖の学生諸君に告ぐ。

社会人になれば分かるが、一部の例外を除いて、学生は暇人だよ、と。

 

同じことを社会人にも告ぐ。

もっと忙しい人からしたら、私たちも暇人だよ、と。

 

学生さんも社会人も、時間があるなら、「詰将棋」をやろう。

私シュうぇッチマンも、暇な時期に詰将棋キャンペーン期間を設けている。