ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

秒読み(5)

ビリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

秒読み(5)

 

f:id:Shouldgo:20160902200628j:plain

 

何事にも副作用というものがある。

この一事だけは、常に心しておきたい。

 

言い換えれば、万能薬など存在しないということ。

 

秒読みのメソッドにも同じことが言える。

「3秒指し」「6秒指し」「13秒指し」「26秒指し」の4種を紹介した。

 

基本的には「6秒指し」を徹底的に鍛える。

その上で、3分切れ負け対策に「3秒指し」を導入する。

30秒将棋対策に「13秒指し」「26秒指し」も導入する。

 

練習には激指を用いる。

理想は、26秒→13秒→6秒→3秒→2分切れ負けの順。

コツは、だんだん時間を減らしていくこと。

すべての時間感覚を体感するとともに、脳の回転が速くなる。

 

ただし、ここで冒頭の話題に戻る。

これらのトレーニングメソッドには、1つだけ落とし穴がある。

遅指し(長考)ができなくなるという落とし穴。

 

早指しばかりに慣れると、やはり危険なところも出てくる。

「もし時間があるなら、間違えない」という確率メソッドも必要だ。

 

強い人は、時間にかかわらず、強い。

時間がなくとも強いが、時間があると強すぎて勝てない。

 

弱い人は、時間にかかわらず、弱い。

時間がなくとも弱いが、時間があると、さらに間違える。

直感で指した方が良い手を指すことも案外、多い。

 

テストの時、最初に選んだ選択肢が正解であるのと同じ原理だ。

後で迷って選んだものが誤答で後悔するわけだ。

 

子どもの場合は、早指しでも構わない。

むしろ天才少年、天才少女は皆、早指しだ。

 

けれども、大人になると、「直感精読」(加藤一二三)が大事だろう。

熟考し、確認した上で、直感の手を選ぶ。

時間を使っても強いという状況を理想に掲げよう。

 

そこで、時には、長めの持ち時間でも練習しておいた方がいい。

激指の駒落ちで棋力を最強にしておいて、真理を追究する気概で臨む。

1時間か数時間、贅沢に長考する習慣も持っていて損はない。

というより、仕事に追われる日々、あくせくしない余暇も必要だ。

状況をより大きく捉えたいところ。

 

よくアマチュアがプロ棋士に勝つようになったが、疑問に思う。

短い持ち時間でなく、長い持ち時間なら、まだプロの方が強いだろう。

 

時間で勝つのではなく、やはり実力で勝つのが本流だ。

長期的な展望も持って、棋力向上に努めたいものである。

 

【本日のまとめ】

・長考の習慣を持ち「下手の考え休むに似たり」レベルを脱しよう。