読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

勝負の鬼になる―勝負×将来の方程式(1)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

勝負の鬼になる―勝負×将来の方程式(1)

 

f:id:Shouldgo:20160902200628j:plain

 

たまには実例でも拾ってみようか。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

出典は、YAHOO!知恵袋

たまたま通りかかっただけで、特にこれを選んだというわけではない。

 

《将棋ウォーズの10分切れ負けで攻めずに時間切れ勝ちを狙ってくる人をどう思いますか?僕は全く攻めてこないで残り30秒くらいで、わざとらしく持ち駒を全て使って固めてこられたりするとイライラしてiPhoneぶん投げたくなります。ルールにはのっとっているとは思いますが邪道だとおもいます。あなたはどう思いますか?》

 

この質問に、あなたなら、どう答える?

そして私シュうぇッチマンなら、どう回答するか。

 

ただし、その前に、回答から気になるところを2つ抜いておこう。

 

1「私は、それが嫌で将棋ウォーズで指すのをやめました。

 嫌なら別のアプリやサイトで将棋すればいいだけのことだと思います。」

 

2「余裕があれば全駒にしてあげたらよいと思います。」

 

1について。

極端な切れ負けを指さないというのは、1つの選択かと思う。

けれども、「それが嫌で」の「それ」が、ちと気になる。

 

通常の読解なら、指示内容は「時間切れ勝ちを狙ってくること」。

時間切れ勝ちへの、潔癖にして過剰な嫌悪感。

これは勝負の世界では、弱点になるのではないか。

 

総合的かつ理性的に考えて、切れ負けを指さないのならば、いい。

けれども、好き嫌いという感情だけで指さないのなら、もったいない。

 

巨視的に見れば、「勝てないから去る」構造になっている。

これでは永久に強くなれない。

 

こういう人は、むしろ、切れ負けをたくさん指した方が強くなるだろう。

嫌いという感情には、成長の種が隠れている。

 

2について。

一言で評せば、完全に相手と同じ土俵に乗ってしまっている。

 

途中では全駒を狙うことがよい場合もあるから、否定はしない。

が、最後で全駒を狙うのは、相手の痛みを理解できていない証拠。

それは、相手の心理を読めていないことを意味する。

これも勝負に強くなる上で、非常にもったいない。

 

全駒するのではなく、全駒されたら、どんな気持ちになるか。

そう、iphoneぶん投げる、であり、将棋ウォーズをやめる、である。

 

少なくとも、その日一日は、鬱勃として過ごすことになるだろう。

対局者は自己責任だとしても、周囲の人物はかなり迷惑だろう。

家族があれば、せっかくの楽しい食卓も、つまらないものになるだろう。

仕事があれば、お客様も満足のサービスを受けられないだろう。

さらに、将棋人口が減ってしまう心配もしなければならない。

 

「やるな」とは言わない。

けれども、向こう側を想像できないのにやるのは、いかがなものか。

愉快犯は想像力が欠如している。

こういうふうには申し上げたい。

 

本当の勝負師は、緩めて勝つことを知っている。

「危なかった」などと、とぼけながら、相手をよい気持ちにする。

 

さあ、ここらで、そろそろ質問に答えてみよう。

 

どう思うか? 

鈍感なのだろうか、あまりなんとも思わない。

立技(基礎メソッド)から寝技(確率メソッド)に切り替えてきたなと思う。

自分自身も相手なら選んでいるかもしれないな、と。

玉を詰ますだけが、唯一の勝負の決着のつけ方ではないからね、と。

冷静に4象限をイメージしながら「逆転」か「投了」かを選択する。

 

f:id:Shouldgo:20161018105809p:plain

まずセンターの、+の部分を見てほしい。

縦軸は「勝負」の軸、「横軸」が「将来」の軸だ。

 

縦軸(勝負軸)の上には「時間」を置く。

縦軸(勝負軸)の下には「局面」を置く。

横軸(将来軸)の右には「成長」を置く。

横軸(将来軸)の左には「精神」を置く。

 

ただのゲームなら、局面だけを重視すればそれでいい。

が、私シュうぇッチマンは絶えず4つの形勢判断を同時に行う。

 

・時間の差はどのくらいか。(勝負―時間)

・わずかでも逆転のスキや時間があるかどうか。(勝負―局面)

・指し続けて得るところがあるかどうか。(将来―成長)

・投了後の自身のメンタルがどうなるか。(将来―精神)

 

時間と局面が大差なら、さっさと投げて、もう一丁。

さっきも負けたのなら、将棋以外で気分転換。

 

もし逆転のスキや時間があるなら、全力で負かしに行く。

読み応えのある局面なら、時間は無視して読み耽る。

 

投了後のメンタルが心配なら、さっさと投げる。

投了後のメンタルに自信があるなら、とことん指す。

 

対局後は、時間のトレーニングが不十分であったことを猛省する。

「時間は最優先事項よ」と、心の中で某アニメの登場人物に言ってもらう。

で、このブログを読んで、6秒指しに目覚め、再起を図る。(笑い)

 

もし、時間・局面・メンタル・成長の4つすべてに見込みがないとしよう。

そのとき初めて、iphoneぶん投げるを許可しよう。

iphoneぶん投げて、将棋ウォーズはやめよう。(笑い)

 

【本日のまとめ】

・形勢判断は局面以外に、時間・将来の成長・メンタルでも行う。