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ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

おまけの将棋ノート(9)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

おまけの将棋ノート(9)

 

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ネトゲ廃人からの脱却法

 

 あるきっかけから、中毒性についての論文を読んだ。ここでいう中毒性とは、要するに、ギャンブル依存のことを指す。

 どのようなときに中毒性が高くなるのか? 端的にいえば、報酬がランダムに与えられる場合に強化される。心理学では、このように考えられているようだ。

 そして、ギャンブルだけでなく、この法則は当てはまる。たとえば、研究者などにも同じことが言えるらしい。うまく行かないことが多いが、たまに新発見をしたり成功したりすると、自身の健康や家族を二の次にして、はまってしまうのだ、と。

 なるほど、これを将棋に当てはめれば、非常に心当たりが多いのではないか。負けが込んでいる中、たまに会心の勝利を収めるなどすると、中毒になる。要するに、弱くて連敗するからこそ、はまる、というわけだ。

 もっとも、強すぎれば、こういうことは起こらない。したがって、対策は2つある。1つは強くなること。連載でも書いたが、連敗をしたら、即、対局を強制終了するというルールを守ることが重要だ。それが中毒性を回避する近道である。連敗したら、調子が悪いか、実力が足らないと自覚して、対局を回避の上、棋譜並べでも、詰将棋でもよいので、修行に励もう。一番おすすめなのは、本文にも書いたとおり、ソフトを最弱に設定した接待将棋である。勝つことで自信を取り戻す。と同時に、完勝することにより歪んだフォームを矯正するわけだ。

 もう1つも、すでに記事に書いたことと重複するのだけれども、視野を広げることである。将棋以外にも夢中になれることを見つけよう。また、依田九段の8つのKに「感謝」「健康」があることを思い出し、自らの視野を広げようと努力しよう。こうして将棋が指せることに感謝する。そのような感謝の気持ちを持つと、心にゆとりが生まれる。ゆとりが生まれれば、笑顔が増える。笑顔が増えれば、仲間が増える。周囲への接し方もあたたかく、やわらかく、真心のこもったものになる。他方、健康を意識すれば(し過ぎはよくない)、睡眠時間を確保できるようになり、脳をリフレッシュできるし、体力を味方にできる。運やチャンスがも訪れ、連敗が減っていくだろう。

 こういえば、あるいは反論もあるかもしれない。たとえば、麻雀の桜井章一は寝ないらしいとか、囲碁張栩はあえて疲れているところで勝てるように訓練しているらしいとか、将棋でも村山聖は強かったとか。もちろん、例外はあるし、聞く耳は持つわけだが、しかし一般人には、生活も仕事もある。夜ふかしして、生活や仕事に支障をきたしてはいけない。大した実力もないうちは、健康な方がよいに決まっている。ただし、意識しすぎもいけないと思ったから、注意深く「(し過ぎはよくない)」と書いておいたわけだ。

 以上をまとめると、私シュうぇッチマンのネトゲ廃人を脱却する3つの方法は、次のとおり:

  1. 連敗したら、強制終了
  2. そもそも強くなって、連敗しない
  3. 視野を広げる

 「実戦が最良の上達法」(子ども向きのアドバイス)を大人が勘違いして導入すると、中毒になるのだと考えている。子どもなら「夢中」と言えるものが、大人だと「病気」なのだ。ついでに、これと連関して、野島美保さんの「ネトゲ廃人を脱するための3カ条」も引用しておこう。役に立つはずだ。

  1. 他人とは比較しない
  2. 数値目標を決めない
  3. 就寝時間を決める