読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

おまけの将棋ノート(14)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

おまけの将棋ノート(14)

 

f:id:Shouldgo:20160902152037j:plain

 

職住分離

 

 教え子が私シュうぇッチマンの自宅での様子を推理して語るのを聞いて、吹きだしてしまった。「ライザップ」というのだ。まあ、職場ではそのように見えているだろうけれども、これを家人が聞いたら噴飯必至である。

 たしかに、筋トレは趣味である。常に運動していると言っても過言ではない。仕事も熱心に取り組んでいるつもりだし、ひどく節制し、自己管理を徹底しているイメージを持たれていても不思議はない。しかし、家庭ではただのおっさんである。むしろ落差が大きすぎるくらいだろう。家では一切仕事をしないと決めている。これはずっとそうだ。頭の中で仕事をしていることもよくある。将棋の研究や対局をしているときや晩酌をしているときも、仕事のことを考えていることが多い。とはいえ、表面上はまったく仕事をしていない。

 仕事をするときは、家出する。つまり、職場へ行くか、それ以外のところへ行くか。ともかく、家は離れる。反対に、家では仕事の話をほとんどしない。ここに書くようなことも、ほとんど口にしない。ただ静かに将棋をしていることが多い。将棋のよいところは他のことをあまり考えられないところ。集中できる。だから、よいストレス発散になる。家人は私シュうぇッチマンのことを将棋のプロのようなものだと思っているかもしれない。

 職住分離が私シュうぇッチマンの仕事の流儀。仕事9に対してライフ1という、極端なワーク・ライフ・アンバランスなのだが、その分、家では家族と過ごす時間や将棋を指す時間をとても大事にしている。

 

老人

 

 先日、父が誕生日を迎えた。節目の誕生日である。試みに今年を昭和に置き換えてみたら、昭和91年。昭和の人間は、昭和に置き換えると年齢も実感的に理解しやすい。

 少年時代は毎週、老人ホームの将棋道場に通っていた。和室で三寸盤を使って対局する。友人のお祖父さんが石田流の使い手で市内一の腕前。そしてその孫で私の親友Kもまた石田流の使い手で、市内一の天才少年と評判だった。もう1人の友人Sもかなり強く、大人たちをなぎ倒していた。シュうぇッチマン少年もSとはほぼ互角の棋力で、3人の少年は、大人たちにかわいがられ、将来を嘱望されていた。手合いは棋力に応じて駒落ちだったのも、少年には好都合だった。私シュうぇッチマンがこの年齢になって駒落ちにはまっているのは、今となっては全員がすでにこの世にいなくなってしまった当時の老人たちの気持ちを追尋するため、なのかもしれない。

 老人ホームの最大の楽しみは、昼食に大好物の寿司が出ること。これがたまらなくうれしかった。大人になった気持ちで、パクついていた。市長杯で準優勝したときの賞品がこれまた豪勢で、巨峰1年分に加え、陶器のセットをいただいたこともある。賞品を自転車では持ち帰れず、タクシーに乗って「ご帰還」し、たまたま親戚が勢揃いしていたので、皆で巨峰をたらふく平らげたのは良い思い出だ。

 ただし、老人たちのしつけは厳しかった。まず誰よりも朝早く出てこいと言われる。次に老人達のスリッパを並べろと言われる。主催者へ挨拶をきちんとするよう言われる。目上の人を相手にするときに正座を崩してはいけないと教わる。お弁当を取りに行き、皆さんに配るように言われる。準優勝したら、家族へ感謝するように言われる。後片付けが最も大事だと言われる・・・・・・

 もし寿司と巨峰がなかったら、将棋を辞めていたかもしれない。昔の明治生まれの老人は本当にしつけに厳しく、孫世代にも容赦なかったと痛感する。それに対して、今日の老人は何と優しいことか! 父も例外ではない。ただし、この父に一度だけ本気で叱られたことがある。それは中学生のころ、母と口論しているうちに手が出たときのことだった。女性に手を出すのは最低だと殴られた。この時の父は本当に格好よかった。父の母への愛が感じられただけでない。世の女性たちへの態度がしっかり現れていた。弱い者いじめはいけないと肚の底から理解できた。父はまったく将棋を指さないが、母ともども長生きしてほしいと希う。

 

 

◎対局

・SDIN ○○○

 1局目は対矢倉右四間。2局目はシュうぇッチマンシステム。3局目は対先手中飛車・一直線穴熊。いずれも研究勝ちの快勝。シュうぇッチマンシステムとは、独自の戦法だが、簡単に言うと、振り飛車の振りをした居玉・陽動居飛車居飛車穴熊をぶっ潰す藤井システムみたいな戦法。飛車を振らないので、藤井システムよりお得。

将棋倶楽部24 ○

 相矢倉棒銀棒銀はあくまでもポーズ。相手は壁銀にしておいて、逆サイドに歩を2枚垂らす。こちらはきっちりと早囲いで玉を固めて、激しく攻め合って快勝。