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ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

おまけの読書ノート(3)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

おまけの読書ノート(3)

 

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読書の秋。

今日の午前中は書店の喫茶店で、読書。

午後は図書館でやはり読書。

 

必要があって「人生観」という言葉について調べる。

こういう検索は、インターネットでするより、図書館でするもの。

 

小林秀雄に「私の人生観」というエッセイ(講演録)がある。

その中で、それほど新しい言葉でないと言っていたが、気になった。

 

そこで『日本国語大辞典第二版』を引く。

国木田独歩牛肉と馬鈴薯」の用例など、ズラズラと出てくる。

ふむふむ、なるほど、20世紀の頭くらいが出発点なのね。

 

次に「私の人生観」という題名自体が気になりだした。

他人の人生観でなく、私の人生観を語るのはもっと後では、と。

そうすると、戦後にそういうブームがあるような予感がし出した。

実際、正宗白鳥坂口安吾に「我が人生観」というエッセイがある。

 

そもそもは1929年のロンドンでのラジオ放送が起源らしいと知る。

アインシュタインラッセル、H・Gウェルズが出演し、本になった。

 

アインシュタインの全文は、こちらから。(英文)

Einstein awe full text

 

その日本版が雑誌『世界』に連載、岩波新書になった情報をつかむ。

『私の信条』『続私の信条』の二冊。古い岩波新書だ。

 

この中に、木村義雄呉清源の名が。

当時は将棋と囲碁棋士も立派に文化人だったんだとうれしくなった。

 

この中に志賀直哉も出てきたので、今度は『志賀直哉全集』をひもとく。

すると、志賀直哉、結構、将棋指しているのね、とまた、うれしくなる。

 

結構、強かったようだ。

弟子の尾崎一雄は、まったく歯が立たなかったらしい。

 

ここに尾崎一雄の原稿の写真が載っている。(薄くて、よく読めない)

moch.daishodai.ac.jp

 

とまあ、図書館員のような一日を過ごした。至福。

 

 

私の信条 (岩波新書 青版 75)

私の信条 (岩波新書 青版 75)

 

  

私の信条〈続〉 (1951年) (岩波新書〈第82〉)

私の信条〈続〉 (1951年) (岩波新書〈第82〉)

 

 

追記:

藤原ていさんがお亡くなりになった。

はてなのキーワードに彼女を登録したのは十数年前の私シュうぇッチマン。

そのキーワードの更新の通知が来て、悲しくなる。

 

未読の方があれば、ぜひともお読みいただきたいのが、これ。

引き揚げ文学の最高傑作。

謹んでご冥福をお祈りする。 

流れる星は生きている (中公文庫BIBLIO20世紀)

流れる星は生きている (中公文庫BIBLIO20世紀)