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ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

おまけの将棋ノート(34)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

おまけの将棋ノート(34)

 

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アヒラー(アヒル囲い使い)

 

 その後、数十局、アヒル囲いを試してみた。やはり有段者相手だと、そううまくばかりも行かず、全勝とまでは行かなくなってきた。しかし、だからといって、決定的にやられてしまったという手応えは依然として得られず、そこそこ戦えてしまうという感想を持った。持ち時間が長ければ通用しないかもしれないが、短ければ有効である。

 

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 図は、後手が△7四銀と引いたところ。角取りだけでなく、飛車筋を通しての金取りにもなっている。妙手だ。先手が困っているようにも見える。けれども、ここはこっちの読みの方が上なのさと、▲8六飛が用意の鬼手。角を取られても飛車を取りながら竜を作れば、先手の勝ち。おそらく△8五銀が最善だろうが、これは千日手コース。△8五銀▲4六飛△7四銀▲8六飛・・・・・・の無限ループ。アヒル指しで千日手の結論なら、こっちとしては歓迎するところ。しかもその銀が進めないから引いたわけだから、なおさら。

 というわけで、勢い△8六同飛▲同角となり、両取りは見事に受かった。そればかりか、飛車を持ち駒に。お互い飛車を持ち駒にしたら、玉型の差が生きる。それがアヒル囲い。たしかに、こちらのアヒルは左の水かき(金)がどこかへ出張しており、玉は囲いに入っていない居玉なのだが(そこが相手の速攻のねらい)、それでも飛車打ちのスペースは消している。対して、後手の右辺はガラガラで、やはり居玉。しかも、飛車を打ってくださいと言わんばかりの地下道を一段目にお掘りになっている。こちらだけ持ち歩があるのも非常に大きく、先手優勢だ。

 以下、桂香を拾い、竜を引きつけ、と金を作って、玉を詰ますことなく、ジ・エンド。投了図は、せめて最期の一太刀と△6六角と歩を一枚取って駒台に駒を乗せたが、歩が切れたので、▲6三歩と垂らした局面。次の▲6二歩成という2枚目のと金づくりが受からず、投了もやむなし。相手はさぞ悔しいことだろう。

 

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  こちらは意地悪をすることが意図ではなく、ただ純粋にアヒル破りを教わりたいだけなのだが、しかし意外に皆さん手こずっているので、困ってしまう。今回の相手も、かなりの強豪の方である。こうなってくると、もっと強い方を相手に試すよりないのかもしれない。

 どなたかアヒル指し対策を知っている方がいたら、教えていただきたいものである。