読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

おまけの将棋ノート(36)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

おまけの将棋ノート(36)

 

f:id:Shouldgo:20160902152037j:plain

 

プロ棋士40周年

 

 谷川浩司九段、森信雄七段、東和男八段の三人がプロ棋士になって40年になったとして表彰された。謹んで祝意を表したい。

 永世名人になり、会長になり、40年経っても、それでも将棋は奥が深いと語る谷川九段。長く続けられる将棋という世界は、本当に魅力的な世界だと思う。

毎日新聞』の記事は、こちら:

http://mainichi.jp/articles/20161208/ddf/012/040/027000c

 

 

★シュうぇッチマンのプチ格言コーナー

 

十字飛車

  今回は私シュうぇッチマンの実戦から。戦型は相矢倉戦。

 相手の矢倉は、ウソ矢倉と呼ばれる形。角が上がったので「振り飛車かな」と思わせておいて、「実は矢倉だよん」という戦法。序盤のエジソン田中寅彦九段が開発した戦術だが、アマチュアでは大昔からよく出現していた形。

 それに対して、こちらは早囲い。左金の上がりを保留し、玉を一段目ではなく、二段目から一手早く囲おうという欲張りな指し方。二段目に通路があるのが分かるだろう。これなら6~7~8筋と玉を3手動かせば入城できる。通常の一段目から囲うパターンは、味方の角が邪魔をするので、一回角をどかさなければならなくなるので、この方がお得。ただし、上から速攻されたら、1段目の方が響きが薄いので、一長一短と言われている。

 f:id:Shouldgo:20161208100238p:plain

 

 先手は▲3六歩と指した。ここで▲6八玉や▲2四歩は、よくない。▲6八玉とすると、△4二角と引き、△3三銀と矢倉に組まれてしまう。これはうそ矢倉の思い通りで癪にさわる。また、▲2四歩も、角交換になるが、本譜の順に比べて一手損をする。というわけで、玉上がりを保留して、様子を見るのが最善。

 以下、△4二角と引いて一手指させてから、▲2四歩が呼吸というもの。実戦は、△同歩▲同角△同角▲同飛△3三桂▲2八飛△7三銀▲3七桂△6四銀と進んだ。

 

f:id:Shouldgo:20161208101237p:plain

 

 ここで▲6五歩が手筋の歩突き。この手を知らないと、斜め棒銀でやられてしまう。△同銀に▲5五歩と銀ばさみをねらう手もあるが、それは△7五歩があって、容易ではない。実戦は、△同銀▲2五桂△4一玉▲3三桂不成△同金寄と進んだ。攻めの桂と守りの桂を交換できれば、「技あり」というものだろう。途中の▲2五桂を△同桂と取ると、▲同飛が2筋だけでなく、6筋の銀取りにもなる(下の図を参照)。この飛車を縦横に使う手筋を「十字飛車」という。銀が逃げると、▲2四歩と垂らして、一本取った格好だ。

 

f:id:Shouldgo:20161208101836p:plain

 

 △同金寄の後の手が非常に大事。下の図をみてほしい。私シュうぇッチマンは「居玉は避けよ」で、▲6八玉と上がった。攻めていると、どんどん攻め続けたくなるが、戦果をあげて一段落したら、落ち着いて自陣を引き締めるのが呼吸というもの。そんなに自分ばかりうまく行き続けるわけがない。「手を戻す」ということを覚えると、初段に近づけるはずだ。

 

f:id:Shouldgo:20161208102258p:plain

 

 以下、難しい局面が続いたものの、最後は桂取りを無視し猛攻して圧勝となった。

 

f:id:Shouldgo:20161208103046p:plain