ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

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読み切れたら初段以上 次の一手迷人戦(4)【解答解説編】

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ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

次の一手迷人戦(4)【解答解説編】

 

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 問題図を再掲する。

 

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 △7七金▲同桂△同馬▲9八玉△8七馬と進めば、簡単である。

 

 しかし、盤面を広く見てほしい。1一に馬がいるのが厄介なのだ。△同馬に▲同馬で悲鳴を上げることになる。

 さりとて、持ち駒は金と銀しかないので、長期戦はダメ。歩もあるにはあるが、△6六歩では▲7九香とでも受けられて少し縒りが戻る。一手稼がれて攻め合いに持ち込まれたら、駒の足りない後手が苦しいのだ。

 私シュうぇッチマンは、△7八銀と打った。中空の腹銀。

 これが妙手の詰めろで勝負あり。もちろん、放置すれば、△8七竜の一手詰みだ。

 実戦は以下、▲7七金△8九銀成▲同玉△7七馬▲同馬△同竜▲6四角△7三桂打▲同角成△同桂までで、後手のシュうぇッチマンの勝ちとなった。

 △7八銀を▲同玉と取るのは、△6九馬が好手。▲同玉は△6八金の頭金だし、▲8八玉は△8七馬(または△8七竜)までの詰み。

 ちなみに、8七をねらうという意味では、△8六銀という手もありそうに見えるのだが、それには▲7九桂がある。

 この勝負は必敗だったが、相手が寄せで緩んでくれたので、一気に逆転してしまった。相手の側に立てば、この局面で後手は一枚足りないと読んだのだろうと推測されるが、遠見の馬を過信して、舟囲いの薄さというものに対する自覚が甘かったと言える。

 将棋というものは、げに恐ろしい。自戒も込めて。