ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

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ちょい荒 将棋急戦・乱戦講座(3)居玉で戦う

はてなブログ(愛称:ピリ将)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

シュうぇッチマンの将棋急戦・乱戦講座(3)

 

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居玉(1)

 

 グッド・モーニング!

 アシスタントのピリギャルです。

 今日は超急戦になって、私個人としてはとってもおもしろかったです。

 シュうぇッチマン先生の玉は、なんと居玉!

 ひゃあ、こりゃ、破門ですねw

 先生の言い訳が、見もの。😁

 

PCなどで並べる方は、こちら:

https://noike.info/yourls/q4d9z2uno7

 

盤駒などで並べる方は、こちら:

開始日時:2017/6/1 19:6:36
手合割:平手
先手:シュうぇッチマン
後手:L氏
手数----指手---------消費時間----
1 7六歩(77) (00:00/00:00:00)
2 8四歩(83) (00:00/00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00/00:00:00)
4 8五歩(84) (00:00/00:00:00)
5 2五歩(26) (00:00/00:00:00)
6 8四飛(82) (00:00/00:00:00)
7 7七角(88) (00:00/00:00:00)
8 3二金(41) (00:00/00:00:00)
9 3八銀(39) (00:00/00:00:00)
10 7四飛(84) (00:00/00:00:00)
11 7八金(69) (00:00/00:00:00)
12 7六飛(74) (00:00/00:00:00)
13 2四歩(25) (00:00/00:00:00)
14 同 歩(23) (00:00/00:00:00)
15 同 飛(28) (00:00/00:00:00)
16 7七飛成(76) (00:00/00:00:00)
17 同 桂(89) (00:00/00:00:00)
18 3五角打 (00:00/00:00:00)
19 2八飛(24) (00:00/00:00:00)
20 5七角成(35) (00:00/00:00:00)
21 2三歩打 (00:00/00:00:00)
22 2四歩打 (00:00/00:00:00)
23 2二歩成(23) (00:00/00:00:00)
24 同 金(32) (00:00/00:00:00)
25 5五飛打 (00:00/00:00:00)
26 8四馬(57) (00:00/00:00:00)
27 5三飛成(55) (00:00/00:00:00)
28 5二金(61) (00:00/00:00:00)
29 5四竜(53) (00:00/00:00:00)
30 7五馬(84) (00:00/00:00:00)
31 2四竜(54) (00:00/00:00:00)
32 5七馬(75) (00:00/00:00:00)
33 投了 (00:00/00:00:00)
まで32手で先手の勝ち

 

 

 あのね。

 どんな世界にも、例外というものはあるの。

 「居玉は避けよ。」

 非常に大事な格言だと思うが、時と場合による。

 石頭はよろしくない。

 今回の棋譜を見て、居玉を非難するのは、ピリギャルくらいだろう。

 

1.居玉で戦うときもある。

 

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 後手は浮き飛車で来た。

 ねらいは、お約束の縦歩取り。

 こちらも飛車を浮けば、防ぐことはできるのだが、7八金と上がった。

 「やってこい」と。

 インスタント囲いなら、ここが唯一のタイミングだっただろうが、後手は飛車と角で7七に殺到するねらいしかないのだから、金の方が手堅い意味がある。

 相手も居玉。こうなったら、居玉も辞さずと、一歩も引かない覚悟を固める。気合負けは、即負けという将棋。

 

2.飛車切りからの角打ち

 

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 後手は飛車を切り、交換した角で△3五角。

 いくらなんでもこれは悪手で、誰が指しても△2三歩と打つべきところ。

 金が上がって、角道を開けていない形は、▲2三歩と打たれてはいけないので、相手玉が詰むなどよほど特殊な場合を除いて、△2三歩と打たなければならない。

 この歩は角さんの大事なヅラ。

 こんな手を指されたら、居玉を避けることはできそうにない。

 角を取られる前に飛を取ろうというのだが、これには焦らず▲2八飛と引いておき、次の2三歩を楽しみにする。△2七歩~2六歩なら、▲2八飛△5七角成▲2六飛△2三歩と受けられるが、▲5五飛や▲8三飛で歩切れの後手はやはり苦しいだろう。こういう戦いになると、歩得がじわじわ効いてくる。

 ▲2八飛に代えて、▲2五飛を選ぶ人のほうが多いかもしれない。△5七角成▲2四歩△3四歩▲2三歩成△7七角成▲同金△7九馬▲3二とと進むのが一例だが、こうなると、こちらが良いとは思うが、乱戦に持ち込む後手の意図を実現させて癪に思い、実戦は深く▲2八飛と引いておいた。

 

※追補 ▲8四飛もある。△5七角成が飛車当たりでも、▲8一飛成から桂香を拾っておく指し方。ただ、角を働かせられるし、△2八歩の心配もしなければならない。よって、あまりおすすめはしない。

 

3.角取り確定

 

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 連打の歩ではなく、単に5七角成だったので、▲2三歩と打って、角得を確定させた。

 とはいえ、自玉は居玉なので、とっても怖い。

 だから、こういう局面は石橋を叩いて渡る。相手の5筋の歩がなくなれば、王手で歩が叩けるようになる形。また、歩切れになるマイナスもよく考えておかなければならず、将来、遠くから香や飛を打たれる筋も気にしておく。居玉は桂打ち一発で仕留められることもある。左金が動けば、銀を取られるかもしれない。居玉で指すときは、ものすごく心臓に悪い。

 油断大敵。

 角を取っても、馬を除去して、玉を囲うか、相手玉を仕留めてしまうかするまでは、平穏はありえない。

 

4.竜をつくり、歩切れを解消する。

 

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 馬を追いつつ、竜を作りに行く。ただし、この飛車は攻めというよりは、受けの意味合いが強い。玉頭に馬がいるのは、非常に気持ちが悪いから。

 歩切れの解消もねらっているが、先述したとおり、5筋の歩を取るのは、相手の持ち駒の歩を戦力にする意味もあるので、リスクがないわけでもない。圧倒的な有利となっても、油断してはいけない。なぜなら、自玉は居玉なのだから。

 

5.居玉はやはり怖い。

 

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 再び馬が5七へ戻ってきた。しかも、竜取りだ。

 この最も心臓に悪い局面で、後手は相手の手番にもかかわらず、投了してきた。こういう投了は非常に失礼で、見苦しい。大差なので悔しい気持ちは分かるが、こういう人は絶対に強くなれないし、成功しないと断言しておこう。

 ここで▲8四竜と回れば、△同馬で、事件となる。

 何度も繰り返すが、油断大敵。

 手堅く行くなら▲5四竜△7五馬▲2四歩△3二銀▲4五角だろうか。

 実戦では、激しく行く手を予定していて、▲2二竜△同銀▲同竜△6二玉▲2一竜△5一歩で、攻めるか受けるか。通常は2枚替えで竜ができる順なので、勝勢というところだが、それでも飛車を渡すので、怖いなあと思ってしまう。その後を掘り下げていたが、考慮を打ち切られてしまった。

 やはり居玉は怖い。怖すぎる。居玉でなければ、楽勝だろうが、玉がネックで、読みの量がいたずらに増えてしまう。たとえば、△3九飛▲同金△5八Xという結末だって、駒を渡すと、ありうるわけだ。

 結論。居玉で戦わなければならないときもあるにはあるが、もしそうだとしても、最細心の注意を要する。

 馬を徹底的に追い回すのがよいのかなあ。今も迷っている。居玉は大嫌い。

 結果的に、居玉にせざるをえなかったが、考慮から居玉であることを外したことは一度もなかったことを強調しておこう。

 以上で、本日の講座を終わらせていただく。ありがとうございました。

 

 

 シュうぇッチマン先生、ありがとうございました。

 「今回の棋譜を見て、居玉を非難するのは、ピリギャルくらいだろう。」

 ひどい。ひどすぎる。あんまりだわ。

 甘噛みみたいなものなのに、ムキになるなんて。

 でも、逆に、先生がどれだけ居玉を避けようとしているかということがよくわかりました。また、居玉で戦わなければならない例外があることがわかって、勉強になりました。

 相手が居玉で、無理攻めをしてきたときは、強い気持ちで、しかし自玉を絶えず気にかけつつ、居玉で戦わなければならないんですね。

 みなさん、今回の講座はいかがでしたか? それでは、また。

 バイバイ(@^^)/~~~