ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

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2倍の界王拳 トン死ねらい×2

はてなブログ(愛称:ピリ将)

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

トン死ねらい×2

 

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逆転術 九死に一生スペシャ

 

 本編でも、くりかえし強調しておいたことだが、将棋は逆転のゲーム、である。

 したがって、常に最善手ばかりを指すという前提は、特にアマチュアにおいては、捨てなければならない。

 不利なときは、勝負手、逆転術をしかけていく必要がある。

 どうしようもないほど大差の場合は、さすがに投了することも頭をよぎるだろうが、しかし、ごくまれに「ミラクル」が起きることもあるので、やはり「勝負は下駄を履くまで分からない」という格言のとおり、あきらめないほうがよい。

 たとえば、わがシュうぇッチマンに、こんな実戦があった。

 

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 戦型は角換わりの力戦で、相手は居玉の原始中飛車。居玉には負けないがポリシーの私シュうぇッチマンが巧みに指して必勝だったのだが、油断大敵、クリックミスで、必敗、フルボッコに。駒損の上、入玉までされそうで、涙が出ちゃう。

 ただ、勝つ可能性が0%になるまで、あきらめてはいけない。

 ネット将棋の場合、相手も同じようにクリックミスしたり、回線や電波が切れる可能性だって残されているのだから。

 万が一に賭けて、私シュうぇッチマンは、▲5七角と引いて竜に当てた。竜が逃げたら玉の退路を防げるというわけだ。そして、「あれ」に本局の命運を賭けた。そして、まさかまさか、ウソだろう、その「あれ」が、まんまと実現してしまったではないか!

 

 △7六竜

 

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 王手である。

 が、よく見て、凝視して、透視していただきたい。

 よく見た? 凝視した? 透視した?

 

 ▲同角

 

 しかし、竜のトン死くらいで喜んでいてはいけないよ。

 (相手の立場でいえば、悲しんでいてはいけない、となる。)

 それはよく見て、凝視して、透視したことにはならない。諸君、もっと貪欲になろうではないか。

 

 △5六金

 

 嗚呼、エラー・チェーン。

 悪手の次の悪手には、ほんとうに気をつけなければならない。

 

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 ▲3二飛

 

 なんと、これで詰んでいるではないか!

 これが透視せよと言った理由(わけ)。飛車を取った角が今度は遠く敵陣にスーッと利き、その取った飛車が持ち駒に入ったおかげで、一手詰めになっていたのだ。

 ちょっと前の局面では「Z」(「ゼ」)だったので、相手も油断したのだろう。

 創作したみたいだが、実戦。

 竜のトン死からの、玉のトン死。

 こんなことが現実には起こるから、この世はおもしろい。

 もっとも、相手からしたら、はらわた煮えくり返るだろうが。

 最後に、そんな相手の、傷口に、塩を。

 

 「居玉は避けよ。」と。

 

 笑いが止まらないけれども、笑いを止めなければならない。さもないと、いつかブーメランとなって、みずからに返ってくるだろうから。

 逆転は、たいていの場合、飛車を責めるところから生まれることが多い。不利なときは玉を詰ますことをあきらめて(あきらめたふりをして)、飛車を責めよう。